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命がけでユダヤ人を救った夫婦の実話「ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜」
「ユダヤ人を救った動物園 〜アントニーナが愛した命〜」(原題:The Zookeeper's Wife)は、第二次世界大戦中の実話が元になっている。
助けられたユダヤ人達
1939年のポーランドのワルシャワ、ヤン・ジャビンスキ(夫)とアントニーナ(妻)夫妻は、ヨーロッパ最大規模のワルシャワ動物園を運営していた。ナチス・ドイツのポーランド侵攻により、ユダヤ人への迫害が激化する中、夫妻は動物園の檻を隠れ家として利用し、約300人のユダヤ人命を救う。ヤンは、ゲットー(ユダヤ人の強制居住区域)に忍び込みユダヤ人たちを次々と救出。アントニーナはユダヤ人を動物園の檻に忍び込ませ、温かい食事を提供する。もし、ドイツ兵にユダヤ人の救出活動が見つかったら家族全員の命が狙われてしまう。毎日が、一触即発の緊張下である。その後、ヤンはワルシャワ蜂起に参加した時に負傷し捕虜に・・・。夫のヤンが不在の中、アントニーナは「隠れ家」を守りぬく。そして、1945年4月30日にヒトラー自殺で第二次世界大戦が終結、生存不明だったヤンが動物園に戻ってきて、家族が再会する。
動物園の動物達
1939年にナチス・ドイツがポーランドに侵攻した際、ワルシャワ動物園も爆撃を受け多くの動物は死んでしまった。ドイツ軍の兵士に射殺された飼育動物もいた。生き残った一部の希少動物たちは、当時のナチスの高官で動物学者でもあったルッツ・ヘックの指示で、ドイツのベルリン動物園などに移送された。アントニーナは、ルッツ・ヘックの権力と影響力を恐れつつ、動物園をユダヤ人の隠れ家として維持するために表面上は友好的に立ち振る舞う。ドイツ占領下のワルシャワ動物園で、ルッツ・ヘックによる交配実験の結果として生まれたのは、オーロックス(絶滅した野生の牛)の復元種である「ヘック・キャトル(Heck cattle)」。アントニーナは、捕虜になった夫のヤンを助けるために、捨て身の覚悟で、ルッツ・ヘックに懇願しにいくものの、ルッツ・ヘックに、アントニーナがユダヤ人をかくまっていることに感づかれてしまう。アントニーナがは、急いで動物園に戻り、かくまっていたユダヤ人と娘を避難させた後、息子とともに自分も避難。動物園に残ったヘック・キャトルの子牛 と子ウサギをつれて・・・。そして、避難先に向かう道中で、ヘック・キャトルの子牛を森に逃がす。動物園は、現在のワルシャワ動物園は、戦後、再建された動物園で、ポーランドの首都ワルシャワのプラガ地区にあり、動物は、500種12000頭。そのうち50種は欧州絶滅危惧種 である。
ワルシャワ動物園
ワルシャワ動物園の公式ホームページ Zoo Warszawa
ワルシャワ動物園の歴史 歴史 - ジャビンスキ・ヴィラ - ワルシャワ動物園
ジャビンスキ・ヴィラはガイド付きツアーで見学できる。
ツアーにはユダヤ人が隠れていた地下室の見学が含まれる。



